『1968年の夏、
小雨に濡れたプラハの街頭に対峙していたのは、
圧倒的で無力な戦車と、
無力で圧倒的な言葉であった。
その場で勝負のつくはずはなかった。』
加藤周一(1968年「言葉と戦車」より)

“1968”

作詞・作曲 さわいかん
演奏 deronderonderon

生物の言葉と
鋼の戦車と
花を捧げよう
涙のワケと 愛のプラハを

1968 単色を彩色へ

1968 ささやかに 兵士へ
1968 dance and dance すまして
1968 ささやかな 愛を
1968

I say I say

1968 単色を彩色へ

1968 ささやかに 兵士へ
1968 無抵抗 すまして
1968 ささやかな 愛を
1968

 

監督インタビュー

はじめに

はじめまして、高宮悠太郎と申します。
現在慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に在籍していて、フォトグラファー、ビデオディレクター、カメラマンとして活動してます。

『今この瞬間も過ぎていく時間を、未来に持って行く為の道具。』

それがカメラ。
過去をいろんな形、方向、大きさで見る事が出来る素晴らしい発明品だと思います。
その時間を操る道具を使って、その”場”をいかに伝えるか。を最大化していきたい。
そのような信念を持っています。

これまでの活動について

Keio Collectionという団体に所属していて、今は「tetra」という全9話からなるプロモーションムービーを製作しています。
後半はまだ公開していないのですが、いくつかは見る事が出来るので、是非見てください。
また「tetra」に関連する写真集なども出版予定です。

1968を初めて聴いて

曲の意図やコンセプトを何も聞かず聞いた時、真っ先にレトロな絵が浮かんできました。セピア調の。
だから今回はそれを元にムービーの全体のイメージをだんだん膨らませていきました。
タイトルを見ればそれが連想できますが、曲を聞いた時にそのイメージが湧いたので、コンセプトが一本通ってる曲なんだなっと今改めて感じています。

今作の見どころ

1968は後半に行くに連れてかなりインパクトのある絵になっているので是非最後まで飛ばさずに見てほしいですね。
この作品に限った話ではないのですが、ムービーを見るとき、出来るだけムービーに集中して欲しいと思っています。
イヤホンを付けて部屋の明るさなんかも変えて貰えたら嬉しいです。
出来なくても、「よし、今から見るぞ」っと心構えをしてもらえると、グッとムービーの世界観に入れると思います。
作品中違和感のあるカットをいくつか作っているのでその違和感にどっぷり使ってほしいです。

今後の活動について

将来的には”場”を作り出したいと思っています。
今の僕はまだまだカメラを使って”場”を再現しているに過ぎないですから。
だから今度はその空間からそれを伝えるプロセスまで、全てのディレクションをしていきたいですね。
“場”の模索を通じてクリエイターとしての幅を広げて行きたいです。